自動車技術会

イベントEVENT

終了電動化社会に向けたモータ技術 記号【T】

支部行事

概要

全体概要
地球温暖化の原因となるCO2を排出するモビリティを世界各地で販売する業界は、国際社会の課題である地球環境問題の解決に積極的に貢献していく責任を有している。Hondaは、2050年をめどにCO2総排出量を、2000年比で半減することをめざし、「気候変動問題」「エネルギー問題」「資源の有効活用」を重要課題と位置付けている。今回、Hondaの環境に対する最新の電動化技術を紹介する。

講演1概要
Hondaには「環境」で世界をリードしてきた歴史がある。CVCCエンジンをはじめ世界の厳しい環境規制にいち早く対応してきた。これからも「環境」で世界をリードし続けるべく研究開発を続けている。 今回はモビリティメーカーとして「自由な移動の喜びと豊かで持続可能な社会」をスローガンに、お客様の喜びと環境性能との両立に向けた電動化社会へ向けた技術開発への取り組みを紹介する。

講演2概要
電動車駆動用モータには主にNd-Fe-B磁石が使われるが、磁石中に含有される重希土類は資源リスク・コストの観点でミニマム化が必須である。Hondaは磁石組織の制御により重希土類使用量を抑制できる熱間加工磁石に着目し、大同特殊鋼(株)と共に高特性化および量産化技術を確立した。更に、新しい磁気回路を設計し、重希土類フリーモータを実現した。本講演では、材料技術も含めて重希土類フリーモータの概要を紹介する。

講演3概要
車の電動化が急速に拡大するに従い、電動車駆動用モータへの要求は、非常に高くなっている。Hondaは、従来のインサータ巻き線タイプのモータを構造から刷新し、セグメントタイプのモータを、仕様、材料、製法、設備の各方面からアプローチすることで、小型高性能低コストを実現するモータとして開発した。今回は、各方面からのアプローチの開発について紹介する。

開催期間

2017年02月24日(金)

会場

【会場】
(株)小野測器 本社・ソフトウェア開発センター 〒222-8507 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番3号 TEL(045)935-3888
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/company/contents/map/z1.htm
【集合場所】
会場に同じ
【集合時間】
13:00

スケジュール

13:00~13:15 開会挨拶
13:15~14:15 講演1 テーマ: Hondaの電動化技術への取り組み
     講 師: (株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター
           第4技術開発室 第1技術開発ブロック  岡村 明拓 氏
14:15~15:15 講演2 テーマ: 重希土類フリー磁石とモータ技術
     講 師: (株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター
           第3技術開発室 第5技術開発ブロック 加藤 龍太郎 氏
15:15~15:30 休憩
15:30~16:30 講演3 テーマ:世界最高出力密度のセグメントタイプモータ技術
     講 師: (株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター
           第4技術開発室 第1技術開発ブロック 木村 正良 氏
16:30 閉会

定員

100名

申込方法

「参加申し込み方法」に従って必要事項を記入の上、お申込みください。

参加費

正会員:3,000円、学生会員:1,000円、賛助会員:5,000円、一般の方:7,000円(参加費は当日会場でいただきます。領収書を発行いたします。)

参加条件など

申し込み多数の場合は、正会員・学生会員を優先させていただき、定員になり次第締め切らせていただきます。
撮影・録音、ホームページやブログへの公開、講演中のキーボード操作は禁止させていただきます。
参加者を広報目的で撮影し、ホームページ等で公開する場合があることをご了承ください。なお、写真等の個人情報を、上記以外の目的で使用することはありません。

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