募集中2024年度 第9回 講演会『自動車用パワートレインの脱炭素に向けた研究開発』記号【T】
支部行事
テーマ
- 脱炭素実現に向けた多様なアプローチからの研究開発事例 -
概要
【全体概要】
自動車用パワートレインの脱炭素の実現に向けては、様々な技術開発の方向性があります。本講演会では大学および企業から3名の講師をお招きし、電動化、水素エンジン、炭化水素燃料エンジンにおけるCO2回収という3つの異なる技術についてご講演頂きます。また講演会の最後にパネルディスカッションの時間を設け、将来技術開発の方向性や住み分けについて議論します。
【講演1概要】
次世代EV用蓄電池として全固体リチウムイオン電池が注目されています。しかし、固体電解質と活物質の2種の粉末からなる電極の高性能化には新技術の導入が不可欠です。本発表では、X線CT像を用いた全固体電池の準二次元・三次元シミュレーションと、それを用いた高性能電極の探索について紹介します。
講師: 東京科学大学准教授 兒玉 学氏
【講演2概要】
世界各国で進むカーボンニュートラルに向けた取り組みに対し、燃料として水素の活用を目指す水素エンジンの研究開発が、自動車、二輪や発電など様々な分野で進められています。本講演では、初めに水素エンジンの概要と特徴を述べるとともに、近年進められている水素エンジンの研究開発例を紹介します。また、実用化に向けて克服すべき課題と研究例を紹介します。
講師: 東京都市大学准教授 及川 昌訓氏
【講演3概要】
車載制約下においてもエンジン排気ガス中のCO2を連続的に分離回収可能なシステムを検討しています。固体CO2吸着剤を対象としたCO2吸着特性予測モデルの構築およびそれを活用したシステム機能検証結果について、紹介します。
マツダ株式会社 原田 雄司氏
【ラウンドテーブル討議】
各講演に対する追加の質疑応答、ならびに司会からの議題提示によるパネルディスカッションを通し、将来技術開発の方向性や住み分けについて議論します。
開催期間
2025年03月24日(月)
会場
東京科学大学大岡山キャンパス西9号館3階W9-324
(下記ショートカット先地図の大岡山西地区の地図の22番です。)
東京都目黒区大岡山2-12-1
東急目黒線・大井町線の大岡山駅から約徒歩5分
(大岡山駅中央改札⇒南口斜め向かいが正門です)
スケジュール
12 :30~13:00 受付時間
13:00~13:10 開会挨拶
13:10~14:10 講演1 テーマ:『EV向け全固体電池のCT解析とシミュレーション』
講師: 東京科学大学准教授 兒玉 学氏
14:10~15:10 講演2 テーマ:『水素エンジンに関する研究開発と将来展望』
講師: 東京都市大学准教授 及川 昌訓氏
15:10~15:20 休憩
15:20~16:20 講演3 テーマ:『車載CO2回収技術に関する研究』
講師: マツダ株式会社 原田 雄司氏
16:20~16:50 ラウンドテーブル&ディスカッション
テーマ:『パワートレインの脱炭素実現に向けて求められる研究開発とは』
ご登壇者:兒玉 学氏、及川 昌訓氏、原田 雄司氏
*各ご講演に対する追加の質疑応答、ならびに司会からの議題提示によるパネルディスカッショを予定しております。
16:50~17:00 閉会、アンケート記入
定員
現地参加:140名、オンライン参加:300名
申込方法
HP下の「>参加申込をする」ボタンをクリックして、お申込みください。
※申込ページの備考欄に、必ず対面参加・オンデマンド参加のどちらで参加するのか記載をお願いします。
なお、申込完了後に「申込受理メール」が自動配信されますが、参加証ではございません。
3月5日頃にイベントペイでの支払い依頼メールをEメールでお送りします。支払い後参加証をお送りします。
会員番号を借用しての申し込みは認められません。
また、申し込み本人以外の方の参加は認められませんので、ご了承ください。
*入会無料サポートを利用して自技会に入会された会員の優先枠を設けます(5名分)。備考欄に、入会サポート利用者であることとクーポン番号をご記入ください。→『入会サポート利用:xxxxxx(6桁のクーポン番号)』
申込期間
2024-12-24~2025-03-12
参加費
講演会参加費(現地・オンラインとも同額): 正会員:4、000円、学生会員:無料、賛助会員:7、000円、一般の方:10、000円(税込み。参加費は事前決済にて徴収させて頂き、イベントペイよりご自身で領収書を発行頂きます。尚、本参加費は自動車技術会の事務運営費用です。見学先様へ支払うものではありません。〕
参加条件など
無し
その他
撮影・録音、ホームページやブログへの公開、講演中のキーボード操作は禁止させていただきます。
参加者を広報目的で撮影し、ホームページ等で公開する場合があることをご了承ください。
なお、写真等の個人情報を、上記以外の目的で使用することはありません。
<オンライン配信に関して>
*他の方への視聴URLの転送/転記は、お控えください。
*視聴にあたり、アプリのダウンロードは不要です。
*配信動画ファイルの提供は行っておりません。
*本イベントの録画・録音・撮影・スクリーンショットについては、固くお断りいたします。
*ご利用環境の不具合により視聴が出来ない場合、責任は負いかねます。