自動車技術会

イベントEVENT

終了第8回講演会 記号〔H〕 『自動車のものづくり革新へ~挑戦~』

支部行事

概要

講演会の全体概要;
自動車業界ではBRIC Sの急成長に合わせた開発,生産準備の早急な対応と製品が多様化し,メカ/エレキ/ソフ トが混在するものづくりが当たり前となっている現在,3Dは定着しているが,既存のCAE だけでは限界がある.この状況の中,最新の革新的なものづくりのための設計支援ツールFTA(Fault Tree Analysis),及び設計の上流で適用可能な1D-CAEの考え方について,各講師に講演いただく.

講演1の概要;
設計工学とは,ニーズの発見から製品の考案,実現までのサイクル全体を工学的に体系することを目的とする学問分野である.本講演では,設計工学の研究成果の一例として,故障木(FTA)の作成・解析と,物理現象に関する知識の学習・継承を支援する,物理量次元インデクシングに基づく知識マネジメント技術について紹介する.

講演2の概要;
自動車業界では新技術開発,コスト競争で厳しい環境にあり,製品設計への負担が増加している.そこで、正確で効率的な設計のプロセスとツールが大きな課題となっている.
今回,設計ツールであるFTAの支援システム開発を産学官(東大,産総研,ジヤトコ)にて行った.本講演では
システムの効果と発展性,及び産学官連携開発の可能性を紹介する.

講演3の概要;
3D を基本としたCAE は“ものづくり”の基幹技術として定着している.しかしながらどちらかと言うとものづくりの量的拡大に主眼が置かれている.また,これらはアジアの他国も同様の傾向にある.また、製品価値を最大化するため には設計上流で適用可能なCAE(革新的ものづくり) が必須であるにより差別化を図る必要がある.その考え方,方法論として1D-CAEを紹介する.

開催期間

2011年11月28日(月)

会場

【会場】
株式会社小野測器 本社9階 講演室 (住所:〒222-0033  神奈川県横浜市港北区新横浜3-9-3 )
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/company/contents/map/shinyoko_map.html
【集合場所】
株式会社 小野測器
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/company/contents/map/shinyoko_map.html
【集合時間】
12:40

スケジュール

13:00 開会挨拶
13:10-14:10 講演1
高信頼設計のためのFTA支援システムの開発
(物理量次元インデクシングによる知識マネジメント)
東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 教授 村上 存 様
14:10-15:10 講演2
高信頼設計のためのFTA支援システムの開発
(産学官連携体制によるシステム開発とその効果)
ジヤトコ株式会社 品質保証サービス部門 品質企画管理部 主担 平岡 洋二 様 
15:10-15:25 休憩
15:25-16:25 講演3
革新的ものづくりのための1D-CAE
株式会社 東芝 研究開発センター 参事 大富浩一 様 
16:30 閉会

定員

70名

申込方法

「参加申込方法」に従って必要事項を記載の上、お申込ください。

参加費

個人会員;3,000円,学生会員;1,000円、賛助会員5,000円、会員外;7,000円 (当日会場でいただきます。領収書を発行致します。)

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