苫小牧工業高等専門学校
准教授 金子 友海
この度、いすゞ北海道試験場の中島繁則様の後任として自動車技術会北海道支部長をお引き受けすることになりました。北海道支部の関係各位の皆様のご支援のもと、微力ではございますが、支部の運営と発展に尽力いたしますので宜しくお願い申し上げます。なお、庶務担当理事は旭川工業高等専門学校の杉本剛先生、会計担当理事にはトヨタ自動車北海道株式会社の大瀧創平様、学自研担当理事には北見工業大学の林田和宏先生、学生フォーミュラ担当理事には苫小牧市テクノセンターの加藤充様にそれぞれご就任していただくことになりました。宜しくお願い申し上げます。
小職は2018年度-2019年度に支部長を拝命しており、その退任のあいさつで「北海道支部の運営方針を『会員同士の交流の場の創造』と『自動車への興味を喚起してすそ野を広げる』、『学生会員を増やし、優秀なエンジニアとして送り出す』と解釈している」と述べさせていただきました。吉田雄二元支部長と中島繁則前支部長のもと、金子の想像を超えるほど北海道支部を発展させていただきました。この流れを断ち切らないように務めさせていただきます。
2020年年初よりの「コロナ禍」のため、対面でのイベント開催が不可能となり、多くのイベントが中止となりました。その中で、吉田雄二前支部長の尽力のおかげで「eモータースポーツ講演会+若手技術者との交流会」を開催していただき、初めてeモータースポーツの可能性を知ることになりました。その後も、少しずつ内容を改善しながら実施を繰り返し、2024年度には東北支部との合同での開催となります。是非、北海道支部の皆様にも参加していただければと思います。また、学自研イベントとして伝統のあった「雪氷路ドライビングコンテスト」ですが、他支部の学生からも「是非、参加したい」との声もあり、イベント開催にはリスクを伴いますが、雪氷路での車の挙動を体験することは貴重であり、これまで以上に安全に注意しながら再開できればと考えております。
最後となりますが、北海道支部の活動への皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。