終了第3回 技術講習会(刈谷市)
支部行事
テーマ
『 電動化車両の最新技術 』
概要
低炭素化社会実現に向けた次世代自動車の研究開発に拍車がかかり、EV,PHEVが国内外で相次いで市場投入されている。
今回の技術講習会では、この電動化車両に不可欠となる電池、パワーエレクトロニクス、モーターに焦点を当て、
最新技術動向と将来展望についてご講演いただく。
開催期間
2018年09月21日(金)
会場
会場
刈谷市産業振興センター 小ホール(7階)(刈谷市相生町1丁目1番地6)
http://www.city.kariya.lg.jp/shisetsu/sangyokeizai/sangyokoshinsenta/
集合時間
13:00
スケジュール
13:00~13:10 開会あいさつ
13:10~14:05
「 EV・PHEV駆動用モータシステムの主機と補機 」
三菱自動車工業株式会社
ADAS&コミュニケーション開発部
部長補佐
石丸 英児 氏
弊社生産車に搭載した車両駆動用モータシステムにおいて、広い使用領域、小形軽量かつ始動時から
大トルクで低振動・低発熱、および低回転や低負荷領域でも高効率に加え、高品質高信頼性への取り組みを
主機と補機の事例で紹介する。合わせて今後の自動車用モータ技術の進化発展への展望を述べる。
15:10~15:20 休 憩
14:15~15:10
「 SiC パワー半導体の動向について 」
ローム株式会社
ハイパワーデバイス製造部
グループリーダー
三浦 峰生 氏
Siパワーデバイスと比較して優れた特性を持つSiCパワーデバイス(SBD、MOSFET)がEV・PHEVのような
電動車両、産業機器、太陽光パワコンなどに急速に普及し始めている。
本講演ではSiCデバイスの特性、アプリケーション、最新の開発動向などを報告する。
15:10~15:20 休 憩
15:20~16:15
「 自動車の電動化に伴う車載電池の現状と今後の展望 」
エスペック(株)上席顧問
国立大学法人名古屋大学客員教授併任
佐藤 登 氏
自動車電動化の原動力は、1990年発効の米国ZEV規制が発端で、欧州CO2規制もこれに拍車をかけた。
その結果、自動車各社の電池技術開発戦略や調達戦略が極めて重要となる。
一方で、車載用電池に関する事故は現在でも重要課題であり、車載電池パックの安全性担保のため
2016年7月からECE R-100 Part2の認証取得が義務付けられた。
そこで今回は、自動車の電動化に伴う車載電池の現状と今後の展望、次世代電池として期待されている
全固体電池の開発状況も述べる。
16:15~16:45
「講師と聴講者による総合討議」
3講師への質疑、意見交換の場を予定しております。
定員
120名
申込方法
専用WEBサイトよりお申込み下さい。
参加費
正会員3,000円 会員外6,000円 学生は会員・会員外ともに無料
その他
専用WEBサイトより参加登録して頂きました学生会員外の方へ
- 参加登録では参加費は「会員外」を選択して頂く事になりますが、学校名・学部・学年を記載頂ければ、上記案内通りの参加費に変更致します。
- 当日、学生証等ご持参頂き、受付にて提示をお願いいたします。