自動車技術会

イベントEVENT

終了第5回 技術講習会(名古屋市)

支部行事

テーマ

『AIと自動運転技術』

概要

安全・快適で環境にやさしい移動を実現するITS(高度道路交通システム)発展の大きな柱である自動運転とその核となるAI(人口知能)を取り上げ、最新の研究・開発動向をご講演いただく。

開催期間

2017年11月23日(木)

会場

【会場】
ポートメッセなごや交流センター 3階 会議ホール 
(愛知県名古屋市港区金城ふ頭 2-2)
http://portmesse.com/access

入場方法は以下をご覧ください
(受付時間を追記しました)
2017-5技術講習会入場方法(修正).xlsx

スケジュール

13:20~13:30 開会の挨拶

13:30~14:20 「自動運転車(= IoT+ビッグデータ+人工知能)と迫られる産業構造の変革」
インテル(株) 政策推進ダイレクター チーフ・アドバンスドサービス アーキテクト
名古屋大学 COI 未来社会創造機構 客員准教授 
野辺 継男氏

欧米ではここ1-2年で、レベル3からレベル4へと開発の軸足が移った。レベル4はIoTを前提とし、クラウドでのビッグデータを利用した自動運転ソフトウェアの開発・改善、市場ニーズの分析、継続的配車サービスの改善等を行うモビリティサービスが必須となり、それらの高度化には人工知能の適用が必須となる。欧米では、こうした状況が産業構造の変革にまで引き起こすと認識されている点に付き、お話させて頂きます。

14:20~15:10 「深層学習による画像認識の仕組みと最新動向」
中部大学 工学部
ロボット理工学科 教授 
藤吉 弘亘氏

本講演では、人工知能の核となる深層学習の仕組みを解説し、深層学習による画像認識の最新動向について紹介する。また、中部大学機械知覚&ロボティクス研究グループで取り組んでいる自動運転に関連する認識技術として歩行者検出、ドライバーの骨格推定、セマンティックセグメンテーションについて紹介しながら、深層学習によってどのような問題がどのように解かれようとしているかを解説する。

休 憩

15:20~16:10 「自動運転技術の概要・現状とその将来に向けた展望」

金沢大学 新学術創成研究機構
未来社会創造コア 自動運転ユニット 
ユニットリーダー 准教授
菅沼 直樹氏

現在自動運手自動車に関する研究開発が世界各国で活発に行われている.日本においても金沢大学が市街地の公道で走行実験を行うなど活発な研究開発が行われている.この自動運転自動車の開発には多岐にわたる技術開発が必要となる.本講演では,金沢大学の開発実例を通して自動運転に必要な技術について解説するとともに,自動運転技術の現状について述べる.また公道走行実験から得られた課題について述べるとともに,将来の交通社会を支える自動運転技術に対する将来展望についても述べる.

16:10~17:00 「自動運転技術が変えるトラック・バスの未来」
日野自動車(株) 技術研究所 所長
榎本 英彦氏

商用車の世界に「自動運転技術」を適用すると、未来の人流・物流を画期的に変革できる可能性があります。運転支援レベルを自動運転領域まで高め交通事故を削減、一人のドライバーが2台、3台を運行させ効率化とコスト低減を実現、年々深刻化するドライバー不足の解消や高齢者社会を支える地域交通の充実などが期待されます。


定員

160名

申込方法

申込は一旦締め切りましたが、追加申込を受付ますので、ご希望の方は、chubu_hp@jsae.or.jpまでご連絡下さい。

申込期間

2017-10-02~2017-11-10

参加費

正会員3,000円(会員外6,000円) 学生は会員・会員外ともに無料

【専用WEBサイトより参加登録して頂きました学生会員外の方へ】
・参加登録では参加費は「会員外」を選択して頂く事になりますが、学校名・学部・学年を記載頂ければ、上記案内通りの参加費に変更致します。
・当日、学生証等ご持参頂き、受付にて提示をお願いいたします。

参加条件など

今回は「あいちITSワールド2017」の後援行事となり、 『ITSワールド同時開催 (公社)自動車技術会中部支部 第5回技術講習会』 として開催致します。
特典として、11月23日(木)に限り、本技術講習会聴講者は「あいちITSワールド2017」及び同時開催の「名古屋モーターショー」へ無料で入場できます。
名古屋モーターショー正面入り口の自動車技術会 技術講習会受付へお越しください。

「あいちITSワールド2017」ホームページ:http://www.chukei-news.co.jp/itsworld/

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