終了名古屋市工業研究所 技術講演会 3Dプリンタの世界動向と現場活用の秘訣
支部協賛行事
概要
AM※(3Dプリント技術)は様々な挑戦により活用分野を拡大し、単なる試作用途から、実際の製造現場でも重要な役割を担うようになってきました。実例を交えてご紹介します。
多数のご聴講をお待ちしています。
※AM(Additive Manufacturing)付加製造法 : 材料を付け加えていくことで目的の物体を作製する手法。
開催期間
2023年11月24日(金)
会場
名古屋市工業研究所 第1会議室(管理棟3階)(名古屋市熱田区六番三丁目4-41)
https://www.nmiri.city.nagoya.jp/aboutus/access/
スケジュール
13:35~15:05 セッション1
【AMで「分散型ものづくり」を実現 工場の現場で本格活用が進む!
カーボンファイバーと金属3Dプリンティング】
AM・3Dプリンティングは、ここ30年間、意匠確認や試作などの開発ツールとして使われてきており、大きな成果をあげています。ただ、昨今では、長繊維カーボンファイバーなどでCFRPが作れる3Dプリンタの台頭により、パーツの強度、精度と信頼性が大幅に向上したことで、特に生産工場の現場において、治工具やロボットハンドなどとしての活用が加速しています。本セッションでは、現場の活用事例とともに世界のAMの現状からトレンドの解説をし、さらに近未来に向けた展望も提供します。
講師:マークフォージド・ジャパン株式会社
代表取締役社長 トーマス・パン 氏(Thomas H. Pang, Ph.D.) ※日本語講演
15:05~15:35 休憩 + 実機/サンプル見学
マークフォージド(Markforged)社の3Dプリンタ、MarkTwoなどの実機と造形例をご覧いただけます。
15:35~16:20 セッション2
【国内自動車メーカーのAMを活用した治具生産事例について】
近年、国内では、AM技術を活用した治具用途での活用が拡大してきました。従来は強度の必要ない領域での治具活用でしたが、AM技術の進化により、樹脂3Dプリンタを使用して金属並みの強度が実現できるようになり、治具の活用領域は大幅に拡がっています。本セッションでは、AM技術を活用した治具生産のワークフローと切削加工と比較した場合のメリットを紹介します。また、国内自動車メーカーのAM技術を活用した工場内での治具活用についても詳しく説明します。
講師:株式会社データ・デザイン テクニカルユニット リーダー 牛尾 公一 氏
16:20~16:30 質疑応答
定員
60人(先着順)
申込方法
「その他」に記載の【添付ファイル】をご覧ください
その他
【添付ファイル】名古屋市工業研究所 技術講演会.pdf