終了第1回 技術交流会(Web開催:ZOOM)
支部行事
テーマ
ヒトの動的感性に訴えるクルマづくり
概要
100年に一度の自動車業界大変革の中、自動運転技術は日進月歩に進歩してヒトへのストレスが激減、安全性が飛躍的に高まりつつあります。一方、運転する楽しみが無くなってしまうのではないか、との懸念があります。視覚・聴覚・触覚および加速度や振動に対する肉体的感覚に心地よいクルマについて、最新の技術動向と将来展望を語り合いましょう。
開催期間
2021年07月16日(金)
会場
Web 開催ZOOM 利用
・録画なし。
・参加者には、ZOOMのURL、ID、パスコードをメール送付します。
スケジュール
13:00~15:00 講演(30分/件)、質疑・休憩(10分/件)
1)「ヒトの感性にやさしい車両運動制御」
操舵に対するヨー応答は、各社作り込みが行われてきました。それでは、ロール応答、ピッチ応答、さらにヒーブはどうか?そもそもピッチは必要か?どのような微妙な応答がヒトにやさしいのか、これら疑念点のサーベイ結果について報告します。
神奈川工科大学創造工学部 自動車システム開発工学科 教授
山門 誠 氏
2)「ヒトの感性と操縦性安定性技術」
操安性開発において、操縦感覚には明確な違いを感じるのに、着目した物理量には大きな違いが見られないことを多々経験してきました。そのような事象に対して取り組んだ技術検討結果を振り返り、再考してみます。
トヨタ自動車株式会社 シャシー開発部
山本 真規 氏
3)「人馬一体を支える人間中心のダイナミクス性能開発」
マツダは「人間中心」の哲学に基づくクルマづくりに取り組んでいます。その基本は人の特性を理解して理想を描くことにあります。その哲学から見た「人馬一体」なダイナミクス性能について、マツダの考え方を紹介します。
マツダ株式会社 統合制御システム開発本部 副本部長
吉岡 透 氏
15:00 ~ 17:30 討議・交流
● 全 体 討 議 :参加条件に記載のWebアンケート(期待や質問事項)結果を受けて、講師および参加者が回答・コメントします。(1時間程度)
●グループ討議:講師を中心にグループ分けし、意見交換します。交流を広げるため、中間でシャッフルします。(40分×2回の1時間30分程度)
定員
15名(応募者多数の場合、抽選になります。)
申込方法
専用WEBサイトよりお申込み下さい。
申込期間
2021-06-01~2021-06-30
参加費
正会員2,000円(会員外10,000円)、学生は会員・会員外ともに1,000円
※参加費徴収は「振込」です。申込時に請求書の送付先を記入願います。
→グループ会員の場合は、予め定められた宛先が記入されています。
もし別の宛先を設定したい場合は、事務局へご一報いただきますようお願いします。
参加条件など
①交流のため、ZOOMに参加できるカメラ付きのPCやスマホなど機器と、その通信環境が必須です。
②7月1日~8日、申込者に少し詳しい講演概要を提示、Webアンケート(本会への期待、講師への質問事項、グループ討議時に討議希望する講師名)にご回答いただきます。
③締切日(6月30日)正午以降のキャンセルは、キャンセル料が発生します。
④講演のテキスト・詳細資料はございませんので、ご了承ください。
⑤録画・録音や写真撮影などは、許可者以外はご遠慮ください。
その他
名刺交換の代わりに、事前に個人情報開示可否を伺い、開示可能であれば、閉会後に氏名、所属、メールアドレスなどの一覧表を事務局より送付します。