終了【開催中止】【開催内容変更】第3回 技術講習会(刈谷市)
支部行事
テーマ
『車載用蓄電池の可能性を探る』
(2020.7.15追記)
新型コロナウイルス感染対策として以下の項目を変更いたします。
・スケジュール :休憩時間を延長、交流の場を中止
・定員 :120名→90名へ変更
・参加費徴収方法 :当日参加・当日現金の取り扱いを中止
概要
MaaS、CASEが注目される中、車両の電動化が普及するための重要な技術の一つが車載用蓄電池である。
本技術講習会では、電池をキーワードに、その市場動向、 技術動向、最新技術、電動車と社会とのつながりに
関して4つのご講演をいただく。
開催期間
2020年09月18日(金)
会場
刈谷市産業振興センター 7F 小ホール
(愛知県刈谷市相生町1丁目1番地6)
http://www.city.kariya.lg.jp/shisetsu/sangyokeizai/sangyokoshinsenta/
スケジュール
12:50~12:55
開会の挨拶 担当理事 小西 雄三
12:55~13:40
『車載用蓄電池の市場動向並びに技術動向』
国立研究開発法人
産業技術総合研究所 電池技術研究部門
小林 弘典 氏
地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を削減すべく、世界中で電気自動車(EV)の普及を図るための
様々な取り組みがなされてきている。本講演では、 EV用の電源として全面的に採用されているリチウムイオン電池(LIB)を
中心に、市場動向、技術動向と今後の展望について解説する。
13:45~14:30
『液系リチウムイオン電池の可能性 ~東芝SCiB™の技術と応用~ 』
株式会社東芝
電池事業部
稲垣 浩貴 氏
SCiB™は、負極にチタン酸リチウムを採用した安全性と耐環境性能に優れたリチウムイオン二次電池である。
自動車・バス・鉄道等の乗物や、エレベーター等の産業機器、発電所等のインフラ設備に活用されている。
本講演では、セル性能と応用先、セル技術の進化について紹介する。
休 憩(10分延長し20分間とします)
14:50~15:35
『次世代モビリティのための全固体電池開発と材料研究』
トヨタ自動車株式会社
先端材料技術部 先進エネルギーデバイスGr
矢田 千宏 氏
自動運転や電気自動車に代表される次世代モビリティ用の電源として、現行のニッケル水素電池や
リチウムイオン電池に代わり全固体電池が期待されている。本講演では全固体電池開発における
現状と課題について述べると共に、電池材料の研究動向を紹介する。
15:40~16:25
『災害時における電動車の活用と分散電源の在り方』
三菱自動車工業株式会社
国内営業本部 国内企画部 EV推進グループ
川井 拓 氏
社会的な要請に基づき、今後、増加が予想される電動車の特徴は、日常生活での使用に耐えうる大きさの
バッテリーを有していることである。昨年、千葉での広域停電時に電動車を派遣し改めて気づいた事を、
社会がバッテリーをどう考えていくのか、という考えのもと、紹介する。
16:30~16:40
全講師を交えての質疑応答※
※参加者の皆さんから車載電池に関する共通質問を受付けます。講師の皆様のご意見を伺う場を設けます。
16:40~16:45
閉会の挨拶 担当理事 小西 雄三
※当初予定していました「講師と聴講者との交流の場」は3密回避のため中止いたします。
定員
90名
申込方法
専用WEBサイトよりお申込み下さい。
参加費
正会員:3,000円 会員外:6,000円(賛助会員も含む) 学生:無料(会員・会員外とも)
※当日参加受付、当日現金の徴収は3密回避のため実施しません。
参加条件など
【専用WEBサイトより参加登録して頂きました学生会員外の方へ】
参加登録では参加費は「会員外」を選択して頂く事になりますが、学校名・学部・学年を記載頂ければ、上記案内通りの参加費に変更致します。
当日、学生証等ご持参頂き、受付にて提示をお願いいたします。