終了2022-第5回技術講習会(WEB配信)
支部行事
テーマ
『今後のEVキー技術』
概要
自動車による環境対応として、世界で電気自動車(EV)の普及が急速に進んでいます。
その普及に向けた重要課題として、走行距離の延長とバッテリ充電時間の短縮があり、これに対してeAxleの高効率化やバッテリ充電技術等の検討が意欲的に進められています。そこで今回、EV開発のキーとなるそれら最新技術についてご講演いただきます。
開催期間
2022年12月09日(金) ~2023年01月09日(月)
会場
Web開催のため任意の場所から視聴頂けます
スケジュール
冒頭挨拶(文面による) 担当理事 樅山 尚久
45分
『電動車普及の課題とBluE Nexusのチャレンジ ― bZ4X用eAxle ,新型クラウン用新電動駆動モジュールなど ― 』
株式会社 BluE Nexus 技術担当取締役
安部 静生 氏
カーボンニュートラルの実現には車の電動化は必須である。電動化の手段には、HEV、PHEV、BEV、FCV等様々なパワトレーンが存在するが、課題も多い。そしてその課題もグローバルに地域性をもつケースが多く、ひとつの手段で解決できるものでは無い。本講演では電動化の課題の現状と将来の見通し等に触れながら、bZ4Xや新型クラウンに採用された新開発のeAxleや新電動駆動モジュールの概要を紹介しつつ、 BluE Nexusとしてどのようにカーボンニュートラル実現に貢献していくかを説明する。
45分
『デンソーが描く将来のモビリティ社会像と電動車のエネルギマネジメントシステムの動向 』
株式会社デンソー まちづくりシステム開発部 車両エネルギマネージメント開発課 担当係長
東谷 光晴 氏
カーボンニュートラルの要請が高まる中、将来社会における移動の持続性を支えるために、エネルギマネジメントがますます重要となる。まち全体の移動のエネルギ利用最適化のため、車両には、周辺情報を活用し、車両群としてエネルギミニマムが求められる。車両各々には、制約のもと、エネルギミニマムを実現する仕組みが必要である。本講演では、電動車のエネルギマネジメントによってもたらす価値の事例と、それを支える基盤技術について述べる。
45分
『走行中ワイヤレス充電の必要性と実現可能性を踏まえた研究紹介』
東京理科大学理工学部 電気電子情報工学科 准教授
居村 岳広 氏
走行中ワイヤレス給電は本当に必要か?現実的なコストになるのか?などについて述べた上で、技術的に高速移動と埋設という2つの点において従来のワイヤレス給電と大きく異なる事について説明し、それらに対する研究開発について述べる。
45分
『「急速充放電」を可能とする次世代バッテリー』
岡山大学 大学院 自然科学研究科 准教授
寺西 貴志 氏
ハイブリッド自動車や電気自動車の加速的な普及により、ごく短時間で充放電可能な電池が求められている。リチウムイオン電池に、ナノサイズの誘電体界面を導入することで、電池の充放電速度を大幅に短縮できることを見出した。講演では、このユニークな現象の機構について詳しく解説するとともに、次世代電池に関する最近の研究動向について紹介する。
申込方法
専用WEBサイトよりお申込み下さい。
申込期間
2022-11-01~2022-11-25
参加費
正会員:2,000円 会員外:10,000円(賛助会員も含む) 、学生会員:無料 学生(会員外):4,000円 ⇒ システム上、4000円と表記されず0円になりますが、イベント終了後請求書
を発行させていただきます。
※新型コロナウイルス感染症対策のため、参加費徴収は「振込」とさせていただきます。
申込時に請求書の送付先を記入願います。
⇒グループ会員の場合は、予め定められた宛先が記入されています。
もし別の宛先を設定したい場合は、事務局へご一報いただきますようお願いします。
※キャンセルの場合は、必ず事前に中部支部イベント参加受付システムにて、キャンセル処理を行うようお願いします。
なお、締め切り日を過ぎたキャンセルは、システム上受付け出来ませんので、ご注意願います。
参加条件など
【専用WEBサイトより参加登録して頂きました学生会員外の方へ】
参加登録では参加費は「会員外」を選択して頂く事になりますが、学校名・学部・学年を記載頂ければ、上記案内通りの参加費に変更致します。
その他
ご参加にたって
・視聴にあたり、アプリのダウンロードやユーザー登録は不要です。
・配信はvimeoを使用する予定です。
各企業様のネット環境によっては、アクセス制限等により視聴できない場合があります。
その場合は、他のネット環境(ご自宅など)をご活用いただけますようお願いいたします。
・本講演会の録画・録音・撮影については、固くお断りいたします。