終了第4回 技術講習会(名古屋市)
支部行事
テーマ
『安心・快適な走りを目指す車両運動制御技術』
概要
安心して快適に自動車の運転を楽しむために、車両運動制御技術は日々進化を遂げている。
今回の講習会では、ハンドリング性能の基本的な解説から製品化された最新技術,最新の
技術動向まで紹介いただく。
開催期間
2019年10月18日(金)
会場
名古屋銀行協会 5階 大ホール
(名古屋市中区丸の内2-4-2)
http://www.nagoya-ba.or.jp/
スケジュール
13:00~13:05
開会の挨拶 担当理事 澤瀬 薫
13:05~14:05
『ハンドリング性能の快適さ』
近畿大学工学部
ロボティクス学科 次世代基盤技術研究所 システム工学研究科 准教授
酒井 英樹 氏
操縦安定性の商品性は、主にハンドリングの快適さ(気持ちよさ)の点で他車と競合している。そのハンドリング性能の
感覚は次の4つから成る:①体幹で感じる後輪の旋回力、②手で感じるハンドルからの力、③手で感じるハンドルの動き、
④目で感じる車体の動き。本講演では、これら①~④の気持ちよさについて、動画を交えながら概説する。
休 憩
14:15~15:15
『安全と快適の融合を目指したVDIM ― 開発の歴史と最新のVDIM-Step6について ―』
トヨタ自動車株式会社
東富士研究所 先進シャシー開発部 第1シャシープロジェクト室 主幹
藤田 好隆 氏
トヨタは安全と快適の融合をコンセプトに2004年に車両運動統合制御(VDIM)を製品化した。その後VDIMは進化を続け、
車両の6自由度を制御するVDIM-Step6を2017年に製品化した。
本講では2004年のVDIM製品化に始まり、進化を続けてきた開発の歴史と最新のVDIM-Step6ついて述べる。
休 憩
15:25~16:25
『 安全・快適・高効率な移動を実現する車両運動制御技術 ― G-Vectoring for Autonomous Driving ―』
株式会社日立製作所
研究開発グループ 制御イノベーションセンタ 輸送システム制御研究部 部長
髙橋 絢也 氏
安全で快適、さらに効率よく目的地まで移動できる自律走行モビリティ、それを実現するにあたり、どのような車両運動制御
技術が求められるのか。今回、その一つの解として、「熟練ドライバはどうやってクルマを制御しているか」という観点から、
“横加加速度”という横加速度の時間変化に着目し、前後運動と横運動を連係する制御アルゴリズムとして構築した“G-Vectoring®”を
自動走行に適用した車両運動制御システムを紹介する。
16:25~16:50
聴講者、講師との交流会
定員
120名
申込方法
専用WEBサイトよりお申込み下さい。
申込期間
2019-08-05~2019-10-11
参加費
正会員3,000円、会員外6,000円(賛助会員も含む)、学生は会員・会員外ともに無料
その他
【専用WEBサイトより参加登録して頂きました学生会員外の方へ】
- 参加登録では参加費は「会員外」を選択して頂く事になりますが、学校名・学部・学年を記載頂ければ、上記案内通りの参加費に変更致します。
- 当日、学生証等ご持参頂き、受付にて提示をお願いいたします。