終了切研削講演会「難削材の切削・研削加工とAM技術」
支部協賛行事
テーマ
「難削材の切削・研削加工とAM技術」
概要
次世代自動車にも適用されつつあるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)や、比強度・耐腐食性・
生体適合性に優れるチタン合金、高温強度に優れる耐熱合金等は、その長所でもある高強度、耐熱性、
低熱伝導性等により加工が非常に困難です。今回の講演会では、これら難削材の高速・高能率加工や
金属AM(Additive Manufacturing)に向けて、各種新手法の研究開発に取り組む第一線の研究者と、
切削工具の開発に携わる技術者の方にご講演いただきます。多数のご参加をお待ちしております。
開催期間
2018年11月27日(火)
会場
会場
名古屋市工業研究所 管理棟3 階 第1 会議室
名古屋市熱田区六番三丁目4 番41 号
(地下鉄名港線「六番町」下車、③番出口すぐ)
申込締切日
2018年11月16日(金)
スケジュール
13:30~13:40 あいさつ
13:40~15:10
「難削材の高速・高能率加工に向けた新しい切削・研削加工技術と金属AM」
まず切削加工と同程度の加工能率と研削加工の仕上面品位を可能とする新しい研削加工について紹介します。
砥石の気孔を通して研削液を砥石の内部から供給する手法を耐熱合金、チタン合金、CFRP等へ適用した事例に
ついて説明します。また、砥石温度をリアルタイムでモニタリングして異常判定に用いる手法、CFRP板を
高速に曲線切断可能な丸のこ切削、難削材の切削量を削減できるワイヤ+アーク放電による金属AMについて
紹介します。
東京農工大学大学院 工学研究院 先端機械システム部門 教授 笹原 弘之 氏
15:20~16:20
「難削材の高品位、高能率切削加工と金属AM後の切削加工」
軽量化のニーズにより注目度が高まっているCFRP、耐腐食性能や生体適合性を持つことから着目される
チタン合金は、難削材の代表例として挙げられます。特にCFRPでは求められる加工品質が金属材料と
異なります。これらの切削加工について、材料の特徴を理解した上で切削工具に求められる仕様を説明し、
推奨加工方法や切削事例を紹介します。最後に、金属AM後の切削加工について話題提供します。
オーエスジー(株) デザインセンター 開発グループリーダー 辻村 桂司 氏
定員
60 名
申込方法
下記の添付ファイルをご覧ください。
参加費
無料
(ただし資料代 2,000 円(予定)、中部生産加工技術振興会員は 1 社 1 冊無料)
その他
【添付ファイル】sekkensaku_20181127.pdf